入学祝いの手紙と封筒

入学祝い(にゅうがくいわい)のメッセージを手紙(てがみ)にして贈る(おくる)場合(ばあい)のマナーについてよく知っ(しっ)ておきましょう。まず、ハガキか手紙(てがみ)か迷う(まよう)人(ひと)がいると思い(とおもい)ます。ハガキはカジュアルな手紙(てがみ)と考え(かんがえ)て下さい(ください)。よって目上(めうえ)の人(ひと)の子供(こども)さんや自分(じぶん)と子供(こども)がお世話(おせわ)になった人(ひと)の子供(こども)さんなどに対(たい)する入学祝い(にゅうがくいわい)のメッセージは、封書(ふうしょ)による手紙(てがみ)でお祝い(おいわい)の気持ち(きもち)を伝える(つたえる)のが基本(きほん)です。ハガキは第三者(だいさんしゃ)の目(め)に触れる(ふれる)ので、あまりおすすめできません。気(き)が知れ(しれ)た親しい(したしい)友人(ゆうじん)など、お互いに(おたがいに)ハガキでお祝い(おいわい)の気持ち(きもち)を伝えあっ(つたえあっ)ても気分(きぶん)を害(がい)さない仲(なか)であればハガキでも大丈夫(だいじょうぶ)だと思い(とおもい)ますが・・・。次に(つぎに)手紙(てがみ)の内容(ないよう)を手書き(てがき)かパソコンで打と(うと)うかを迷う(まよう)人(ひと)もいるかと思い(とおもい)ます。手紙(てがみ)の場合(ばあい)は手書き(てがき)で書く(かく)のがマナーです。特に(とくに)お礼状(おれいじょう)に関しては(にかんしては)、手書き(てがき)にしたいものです。文字(もじ)に自信(じしん)がないとついパソコンに頼っ(たよっ)てしまいますが、丁寧(ていねい)に書け(かけ)ば気持ち(きもち)はよく伝わり(つたわり)ますよ。単に(たんに)キーボードで打たれ(うたれ)た文字(もじ)よりも手書き(てがき)の文字(もじ)のほうが温かみ(あたたかみ)があって、心から(こころから)入学(にゅうがく)を喜ん(よろこん)でくれているのだなと感じ(かんじ)てもらえるでしょう。手紙(てがみ)というものは、単に(たんに)メッセージを伝え(つたえ)さえすればよいというものではありません。短い(みじかい)文章(ぶんしょう)でもよいのです。一文字(いちもじ)一文字(いちもじ)に気持ち(きもち)込め(こめ)ていけば、受け取っ(うけとっ)た本人(ほんにん)にとっては世界(せかい)に一つ(ひとつ)のステキな入学祝い(にゅうがくいわい)の手紙(てがみ)となること間違い(まちがい)ありません。手紙(てがみ)が完成(かんせい)した後(あと)は、きちんと封筒(ふうとう)に入れ(いれ)ましょう。封筒(ふうとう)を選ぶ(えらぶ)際(さい)にも注意(ちゅうい)しなければいけないことがあります。封筒(ふうとう)は、茶封筒(ちゃぶうとう)ではなく白(しろ)の無地(むじ)を使用(しよう)するのが基本(きほん)です。茶封筒(ちゃぶうとう)は仕事(しごと)などの事務的(じむてき)処理(しょり)などに使用(しよう)されることが多い(おおい)ため、入学祝い(にゅうがくいわい)などお祝い(おいわい)の手紙(てがみ)での使用(しよう)にはむいていません。清潔(せいけつ)で見た目(みため)も良い(よい)白い(しろい)封筒(ふうとう)にしましょう。白い(しろい)封筒(ふうとう)の中(なか)にも裏紙(うらがみ)のついた二重(にじゅう)封筒(ふうとう)と一重(ひとえ)の封筒(ふうとう)とがあります。二重(にじゅう)封筒(ふうとう)の方(ほう)が丁寧(ていねい)で、かしこまった感じ(かんじ)がします。入学祝い(にゅうがくいわい)の手紙(てがみ)に一重(ひとえ)の封筒(ふうとう)を使用(しよう)しても二重(にじゅう)の封筒(ふうとう)を使用(しよう)しても何の(なんの)問題(もんだい)はありませんが、二重(にじゅう)にしておいたほうが無難(ぶなん)でしょう。縦書き(たてがき)か横書き(よこがき)かの問題(もんだい)も出(で)てくると思い(とおもい)ますが、便箋(びんせん)も封筒(ふうとう)も縦書き(たてがき)が基本(きほん)です。横書き(よこがき)はカジュアルな軽い(かるい)感じ(かんじ)に受けとめ(うけとめ)られるので、目上(めうえ)の人(ひと)や高齢者(こうれいしゃ)に送る(おくる)ときは必ず(かならず)注意(ちゅうい)するようにしましょう。便箋(びんせん)の選び方(えらびかた)ですが、慶弔(けいちょう)の手紙(てがみ)や目上(めうえ)の人(ひと)、身分(みぶん)や家柄(いえがら)、礼儀(れいぎ)や作法(さほう)を重んじる(おもんじる)ようなケースでの手紙(てがみ)には、罫線(けいせん)のない白い(しろい)無地(むじ)の便箋(びんせん)を使う(つかう)のが正式(せいしき)なマナーです。なので入学祝い(にゅうがくいわい)の手紙(てがみ)を書く(かく)場合(ばあい)は、迷う(まよう)ことなく、罫線(けいせん)のない白い(しろい)無地(むじ)の便箋(びんせん)を使っ(つかっ)て下さい(ください)。そして入学(にゅうがく)を心から(こころから)喜ん(よろこん)でいるという心温まる(こころあたたまる)気持ち(きもち)をこめて、一文字(いちもじ)一文字(いちもじ)丁寧(ていねい)に書い(かい)てあげてください。

入学祝い

入学祝いのメッセージを手紙にして贈る場合のマナーについてよく知っておきましょう。

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